アブラナ科の野菜は、ブロッコリーに代表されるようにガン予防の効果が期待されています。また、強力な抗酸化作用を持つ3つのビタミン、βカロテン、ビタミンC、ビタミンEを豊富に含むことから、感染症の予防、生活習慣病の予防や改善効果があるといわれています。また、カルシウムを特に豊富に含み、カリウム、鉄分も多く含むため、骨粗しょう症予防、イライラやストレスの緩和、高血圧の予防などにも役立ちます。『チンゲンサイ』はアクがないので、下ゆでせずに炒められたりスープにもそのまま入れられて使いやすい野菜です。油で炒めれば、βーカロテンの吸収がよくなります。フライパンに先に茎を入れてから葉を入れるようにすると、どちらも歯ごたえを残せ、シャキシャキ美味しくなります。炒めすぎは禁物ですよ!。◎サバ缶とチンゲンサイのカレー風味スープ=サバ缶の缶汁と酒、水を鍋に入れ、食べよい大きさに切ったチンゲンサイの茎を入れます。ふつふつとしたら、サバ缶の身をほぐして入れます。カレー粉を汁で溶いて加えてチンゲンサイの葉を入れ、一煮立ちさせて塩こしょうすれば出来上がり!。薬膳では、サバにもチンゲンサイにも血流を促す作用があるといわれていますので、是非作ってみてください。カレー粉の香りが食欲をそそり、夏バテの体にも嬉しい逸品です。