儀式で天皇陛下が供えられ召し上がる「米」とは別に、全都道府県から「机代物」として米や粟が届き、5品目以内で特産の農水産物が献納されます。品目数は延べ220を越えます。特産品は「海の幸」「山の幸」として、果物や野菜、魚介類などの生鮮品の他、お茶や干ししいたけ、のり、かつお節など日持ちする物も少なくありません。神前に供えた物は、土に埋めて自然に返す「埋納」が習わしとされていました。しかし、今回は、食品ロス削減推進法の施行や「もったいない」という市民感覚を考慮し、29年前を踏襲せず、何らかの形で机代物を活用する事にしたということです。失礼ながら、心からほっと致しました・・・。