などなど。『子どもロコモ』が心配されています。ロコモとは「ロコモティブシンドローム」(運動器症候群)のこと。身体を動かす運動器の働きが衰え、立つ、歩くといった基本動作が難しくなる高齢者特有ものだと思われていましたが、子どもにも同様の変調があると分かってきました。「転んだときに手が出ず顔をぶつける」「肩こりや腰痛がある」といった不調が現れ、何でもないことで大けがをしてしまうこともあります。①両手を広げて片足で5秒以上立てるか=身体のバランス②足の裏を床につけ、後ろに倒れずしゃがめるか=下半身の柔軟性③両手をまっすぐ、垂直に上げられるか=上半身の柔軟性④前屈で膝をまっすぐ伸ばしたまま、指が床につくか=肩甲骨と股関節の柔軟性⑤じゃんけんのグーで肘を引き、パーにしながらスムーズに前に出せるか=上半身の動き。以上5つのうち、1つでもできないものがあれば『子どもロコモ』の可能性があります。お子さんと一緒に是非やってみてください。睡眠や朝食をしっかり取れている子は、「ロコモ」になりづらいと言われています。きちんとした生活習慣が大切なのは言うまでもありません。